ノイシュバンシュタイン城の内部がどうなっているのかを体験談を元に詳しく解説していきます。
まだ、ノイシュバンシュタイン城を見学されていなくて、内部がどうなっているのか気になりますよね!
悩み
- ノイシュバンシュタイン城の内部が知りたい
- ノイシュバンシュタイン城の内部は撮影できるの?
- ノイシュバンシュタイン城が世界遺産ではない理由はなに?
たしかに、城内がどうなっているのか少しでも知れれば、内部を見学するかどうか決断しやすくなりますよね!
そこで、体験談を元にガイドツアーでどんな内部を回れるのかを詳しく説明していきます。
この記事でわかること
- ノイシュバンシュタイン城の内部は4階と5階を主に回ることができる
- ノイシュバンシュタイン城の内部は撮影が禁止だが、外部は撮り放題
- ノイシュバンシュタイン城が世界遺産ではない理由は、条件を満たしていないから
ノイシュバンシュタイン城の内部やおすすめの撮影スポット、世界遺産ではない理由などについて詳しく紹介していきます。
ノイシュバンシュタイン城の内部を解説!ガイドツアーの流れ
ノイシュバンシュタイン城の内部は、玉座の間や寝室、洞窟など、4階と5階でいくつかの部屋が見れます。
ちなみにですが、ノイシュバンシュタイン城の内部は90年代までは撮影可能でしたが、それ以降は撮影禁止とされています。
内部で見れる部屋
- 控えの間
- 寝室
- 玉座の間
- トイレ
- 更衣室
- 礼拝堂
- 人口鍾乳洞の洞窟
- 冬園
- 歌人の広間
あんなに大きな城なのに、一般公開されているエリアが少なくて少し残念な気もしましたが、内部は壁画がとてもきれいで、ロマンを感じる素敵なお城だなとも感じました。
シンデレラ城のモデルなので、憧れて人生で一度は見てみたいと思う女性の方、多いんじゃないでしょうか♪
次の章では、実際にチケットの購入から城まで行く方法、ガイドツアーの流れなどを紹介していきますね!
チケットの購入方法は2つ!おすすめはオンライン
チケットの購入方法は、現地のチケットセンターで買うか、オンラインで公式サイトから購入するかの2つがあります。
現地のチケットセンターで買うと、順番待ちやチケットが売り切れていたなんてことも起こりかねないので、事前にオンラインで予約チケットを買うのが安心ですよ。
オンラインチケットは公式HPから。
チケットは18歳以上からは20.50€で、0~17歳までは2.50€になります。
チケットを購入したら、払い戻しやガイドツアーの変更などができなくなるので、事前に余裕を持って行動することをおすすめします。
また、オンラインでチケットを購入したら、QRコード付きのチケットがメールで届くので、スクショを撮っておいてください。
紙に印刷しておくといいという情報がありましたが、わざわざ紙に印刷しておく必要はありません。スクショだけで十分です。
ツアー直前にQRコードをスキャンして、室内に入ることができる仕組みになっています。
一緒にツアーに参加した友人が、QRコード付きのチケットがメールで届くはずなのに、エラーが出てチケットが表示されなくなるというハプニングがありました(汗)
スタッフさんに訳を話してみると、新しくチケットを発行してくれたそうで、違う時間帯でしたがツアーに参加することができたそうです。
当日にどんなハプニングが起きてもおかしくないように、前日までにできる限りの準備はしておきましょう!
実際のガイドツアーの流れ
ノイシュバンシュタイン城のガイドツアーは約45分ですが、城内にあるお土産屋さんやカフェテリアに寄るなら、2時間弱の滞在になります。
ガイドツアーの流れとしては、以下の通りです。
ガイドツアーの流れ
- 正門から入って、中庭で自分のチケット番号が表示されるまで待機
- 表示されたら1階から4階まで上がる
- 4階からガイドツアーが開始!
- 5階も回ったら1階へ戻り、ガイドツアー終了
自由に見学するのではなく、ガイドさんが率いるツアー形式です。
4階まで上がったらガイドさんが待っているので、そこでレコーディング機器のようなスピーカーを受けとり、ツアーがスタートします。
このマイクのようなスピーカーがあったおかげで、ガイドさんの声が少し遠くて聞こえづらくても、スピーカーを耳にあてることで声がハッキリと聴くことができましたよ!
耳にあてたときだけ聞こえる仕組みのスピーカーなので「ハイテクですごいね!面白い」と夫と話してました。
私は英語のツアーを選択したのですが、ガイドさんの英語はとても丁寧でゆっくりでとても聞き取りやすく、楽しく見学することができました♪
ガイドさんもなんだか品があって素敵でした!
ガイドは基本的にドイツ語か英語ですが、オーディオガイドには日本語での案内もあるので、スタッフさんに確認してみてくださいね。
ノイシュバンシュタイン城の内部は撮影禁止!
ノイシュバンシュタイン城は90年代までは内部の撮影は可能でしたが、それ以降は撮影が禁止されています。
ガイドツアーは10分間隔でグループ分けがされるので、私たちが城内に入った10分後には次のグループがツアーをスタートするくらい、短い間隔で観光客をまわしていました。
なぜ撮影禁止されているのかハッキリとした理由はわかりませんが、おそらく撮影することで混雑したり、時間がもっとかかってしまったりするからだと思われます。
また、内部には未修復・復元の木材家具などがあるため、フラッシュありで撮影してしまうと、これらの展示部が劣化してしまう可能性があるからだとも考えられています。
観光客の中にはマナーのない人もいて、隠し撮りをする人もいましたが、ガイドさんがしっかりと注意をされていました(笑)
城内はとても素敵なので気持ちはわかりますが、マナーは守ってツアーを楽しみましょう♪
城内は撮影禁止ですが外部は撮り放題なので、次の章でおすすめの撮影スポットを紹介しますね!
外部のおすすめ撮影スポット3選
外部も素敵なノイシュバンシュタイン城を撮るおすすめ撮影スポットは、マリエン橋やテーゲルベルク山ロープウェイからなど3つあります。
おすすめ撮影スポット3つ
- マリエン橋(冬は閉鎖)
- ホーエンシュヴァンガウ城から
- テーゲルベルク山のロープウェイから
ノイシュバンシュタイン城は、基本的に色んなスポットから目にすることができますが、せっかくなのでお城全体がきれいに見える場所から撮りたいですよね!
<マリエン橋(冬は安全のため閉鎖)>
マリエン橋(marienbrücke)からが一番ノイシュバンシュタイン城をきれいに撮れる絶景スポットです。
ツアーの後にマリエン橋まで行くのは少し疲れてしまうので、橋からお城を撮影して、その後ツアーに参加するのがおすすめです!
マリエン橋はとっても人気な撮影スポットで日中はかなり混むので、朝か夕方に行くとゆっくりと撮影することができますよ♪
小さなお子さんがいる場合はマリエン橋は危ないので、展望広場から撮影するのをおすすめします。
<ホーエンシュヴァンガウ城から>
ホーエンシュヴァンガウ城も見学する予定の方は、ぜひこのスポットから見えるノイシュバンシュタイン城を撮ってみてください。
また、ホーエンシュヴァンガウ城の周辺駐車場からも見えるので、マリエン橋に行く予定のない方は、ここがシャッターチャンスです!
私たちが行った日は曇っていたので、あまり良い景色は撮れませんでした(泣)
<テゲルベルクバーンから>
ノイシュバンシュタイン城のツアーだけでなく、山頂のレストランでゆっくりと絶景を眺めながらご飯を食べたいという方にピッタリなのがテゲルベルクバーンです。
テゲルベルク山のふもとから頂上まで出ているロープウェイからが、お城全体をきれいに撮れるスポットになります♪
ノイシュバンシュタイン城が世界遺産ではない理由3つ
ノイシュバンシュタイン城が世界遺産ではない理由は、王の趣味のためだけに造られたお城だったり、世界遺産の基準を満たしていないからなど3つが考えられます。
世界遺産ではない理由3つ
- 王の趣味のためだけに造られたお城だから
- 世界遺産の基準を満たしていないから
- 何度も修復・改善作業がほどこされ「素材の真性」が保たれていないから
これはガイドさんが教えてくれたことですが、当時ノイシュバンシュタイン城に住んでいたルートヴィヒ2世は、このお城をロマンのために建造したそうです。
軍用地や要塞などのためではなく、王の趣味のためだけに造られたお城なんだとか。
実際にルートヴィヒ2世がノイシュバンシュタイン城に住んでいた期間は、180日未満と言っていました。
自分の夢やロマンのためだけにお城を作っちゃうなんて、夢が大きいですよね!
2024年の時点で暫定リストには登録されているみたいですが、まだ世界遺産としては正確には登録されていないとのこと。
まとめ
- ノイシュバンシュタイン城の内部は、玉座の間や寝室、洞窟など、4階と5階でいくつかの部屋があり、ガイドツアーで回る
- ノイシュバンシュタイン城は90年代までは内部の撮影は可能でしたが、それ以降は撮影が禁止されている
- ノイシュバンシュタイン城が世界遺産ではない理由は、王の趣味のためだけに造られたお城だったり、世界遺産の基準を満たしていないからなど3つが考えられる
ノイシュバンシュタイン城を思いっきり楽しむなら、マリエン橋の絶景スポットから写真をとり、その後ツアーに参加するコースがおすすめです。
また、ツアーはもちろんですが、お城にたどり着くまで歩くことが必須なので、歩きやすい格好で行きましょう!
ノイシュバンシュタイン城の内部は撮影禁止ですが、だからこそ素晴らしい内装や展示物などを目に焼きつけておいてくださいね♪